駆逐艦 雷 工藤艦長の敵兵救出作戦
どうもBULLIUMです。
今日は終戦記念日ですね。
69年前に日本は世界と戦っていました。
そして、沢山の日本人が
未来のために命を落としました。
もちろんアメリカ人もイギリス人も。
そんな命のやり取りの中にもこんな事が
あったのです。
昭和17年3月1日 ジャワ島スラバヤ沖
この日スラバヤ沖で連合国軍と日本軍が大規模海戦をした。世に言うスラバヤ沖海戦です。
結果としては日本軍の勝利となりました。
その結果沢山のイギリス軍兵士が
大海原に投げ出されることになったのです。
昭和17年3月2日 ジャワ島スラバヤ沖
そして、そのイギリス軍兵士達を
駆逐艦「雷」と「電」が発見したのです。
雷
電
そこで雷の艦長工藤俊作艦長は
敵兵の救出を命令したのです。
ちなみに雷の乗組員は200人くらい
しかし、イギリス兵は400人を越していました。
工藤艦長
自分達より多い敵兵を自分達の艦に
入れるなど普通はしません。
そもそも敵兵を救出する事があまりないです。
もちろんその時工藤艦長は反対を
されたらしいのですが、
それを無視して全員救出をしたそうです。
電も同じように
300人ほどの敵兵を救助しています。
敵兵はその時日本人に殺される!
と覚悟していたそうです。
それが、いきなり救助を
し始めたので驚いたでしょうね。
しかも救出をした後は、
貴重な水や食料をイギリス兵達に分け与えたり、
まるで捕虜でないような扱いをしたそうです。
実際に工藤艦長もイギリス兵に向かって
「諸君等は大日本帝国海軍のゲストである」
と言ったそうです。
これが武士道というものなのですね。